キラー共有の能力「血の渇望」とは??
キラー共通の能力「血の渇望」。生存者との追跡状態が続くとキラーの移動速度が上がる、全キラーで発動する共通の能力となっている。生存者とのチェイスが長引くことを防ぐ事ができ、また、強いチェイスポイント(生存者にとって有利な板や窓の配置)ポイントでも効果を発揮する。
2017年から実装されているが、2020年12月にテストで一時的に無効化、テスト内容によっては能力の廃止の可能性が出ている。
血の渇望 | 【効果】 殺人鬼がチェイスを継続すると15秒毎に「血の渇望」状態となり移動速度が上昇する。 15秒ごとに最大3段階まで上昇し、0.2 m/sずつ(合計0.2/0.4/0.6 m/s)速度が上昇する。 【解除条件】 チェイスが終了して5秒経過すると、毎秒20%の速さで減少する。 また、生存者に攻撃を命中させる・キラー固有のスキルを発動する・板でスタンさせられる・倒れた板を破壊するといった事で効果が消える。 |
「血の渇望」はなぜ無効化される??
キラーにとっては非常にありがたい能力「血の渇望」。強ポジでのチェイスが短縮できたり、ランクが高く異常にチェイスが上手い生存者であっても、その一方的な有利状態を回避する事ができた。しかし、2020年の12月でテスト的に無効化が実施され、その内容次第では廃止される可能性が指摘されている。
2020/11/21DBD公式サイト
“近日、PC版&家庭用ゲーム機版のライブサーバーで『血の渇望』を一時的に無効化します。
血の渇望ってなに?
血の渇望とは、すべての殺人鬼に搭載されている、生存者を追っている時間が長くなると徐々に移動速度が上がる能力のことです。
なんでそんなことするの?
血の渇望は、かつて殺人鬼がとても強力な窓枠の周りを逃げる生存者に追いつくのを手助けするために実装されました。実装当時は強力な窓枠がいくつもあり、乗り越えを行うたびに大きく距離を稼ぐことで殺人鬼が追いつくのがほぼ不可能な状況が発生し得ました。
それから時は経ってシステムは大きく進歩し、強力な窓枠や周辺地形を検知してマップ上に生成されることを防止することができるようになりました。その結果血の渇望は様々な議論を呼び、多くのプレイヤーの皆さんから最早不要なシステムであるというご意見をいただくようになりました。
2020年の今、血の渇望がもたらしている効果を確認するため、今週末PC版&家庭用ゲーム機版で血の渇望を無効化します。これにより皆さんからのフィードバックやデータを集め、血の渇望があること・ないことによる影響がどのようなものか現実世界で確認することができます。
テスト実施期間
11月21日午前1時~11月24日午前1時
テスト終了後、血の渇望は元の効果に戻ります。
注意事項
今回のテストでは血の渇望の効果のみ無効化します。ゲーム内にある血の渇望に関する記述はそのまま残ります。また、パーク“猛獣”は発動しなくなります。
テストの後どうするの?
今回の無効化はあくまでデータを集めるためのものであり、その後血の渇望をどうするかは現在のところまだ決まっていません。
それでは、霧の森でお会いしましょう。
The Dead by Daylight team”
引用:公式サイト
もともと、「血の渇望」は生存者にとってチェイスが有利な状況を解決するために実装されて能力。
実装当時は、マップの強ポジや板の配置など、生存者にとって有利な状況も多かった時期に実装された。強いチェイスポイントで板が2枚配置されるといった事も普通にあった。
しかし、今の環境ではマップのリワークや、板のランダム生成の均一化で生存者が一方的に有利になるチェイスポイントは減少している。
また、当時と比較してキラーのパークも豊富になり、チェイスに関しては移動速度よりも、生存者とキラーの読み合いの心理戦の面が強くなっている事から、「血の渇望」の必要性が疑問となった可能性が高い。
「血の渇望」が無効化になるとどうなる??
チェイスの上手い生存者にとっては有利に働くことは確実。キラーに慣れていない人にとってはチェイスがより難しくなる可能性が高い。現在の環境では発電機のスピードも早く、生存者にとって有利と言われている。そのためキラーをやるプレイヤーが少なく、マッチの遅延にもつながっている事が多い。
「血の渇望」無効化によってキラーがより難しくなれば、キラーをやるプレイヤがー減少しマッチにより時間がかかる可能性がある。